【それでも動かない】人生とは頭で考えたり難癖をつけたりして 変わるようなものではない。

王陽明の言葉に、

君子は行いをもって言い、
小人は舌をもって言う。

とある。

意味は、

君子は自身の考えを行動をもって示すが、

小人はただ口で言うだけに過ぎない。


これを持ってして、

その人物を判断できる。


熊本地震などの、

災害発生時に、その行動でわかる。


もともと、影響力の無い人が騒ぐと迷惑だが、

全国規模の企業団体のトップの動きに注目したい。


自分は、安全なところにいて、

指図だけして、現場に丸投げか。

それとも、第一線の現場に急行し、

被災者の激励と、実態把握するのか。


思うに、上から下まで、

驚くほどの人が、口では言うが行動しない。


いや、震災のことじゃない。

影響力の無い人が勝手に動くと、現地に迷惑になることが多い。

日常のことだ。

「それは、いいね!」「必ずやるよ!」「お見舞いに行くから!」

と言って、行動しないでしょ。


行動となって現れないような思考は無用であり、
時には有害でさえある。

(土光敏夫)


東京から、自衛隊を批判している、

「なんとかもんた」という輩がいたが、最低最悪だ。


ものを言う前に、

「あんたはどうするんだ」

と聞きたい。


自分では汗をかかずに、

安全な所にいて、

現場の声に耳をふさぎ、

悪いことは報告しない、自分の言うことしか聞かない

「茶坊主」のような側近からの話を信じる。


伝聞は必ず誤りがある。

伝聞は伝える人の感情が加わる。

伝聞はそのまた伝聞の場合が多い。

それをまともに信じて判断する、指導者、上司、リーダー、責任者。


問題が起こったら、自分で現場へ行けよ。

自分の目で見ろよ。

どうしても無理なら、せめて、直接、現場に人を派遣し、

直接、現場を見聞きした人の話を聞けよ。


伝聞のまた伝聞。

そのまた伝聞を真に受けて、

その人物を評価する恐ろしい場面に何度も遭遇した。


ある、大学関係者が言っていました。


研究者が研究する際に一番大切なのは、常に一次資料に当たること。

例えば、「村上春樹」の研究をするとして、村上春樹の研究論文や、

村上春樹の研究書などがありますが、これはすべて二次資料。

そして、村上春樹本人の書いたものや本人の発言が一次資料です。

村上春樹の研究をするうえで、本人の言葉以上に信ぴょう性のある

他人の言葉なんてあるわけないのです。


人を裁く権限のある人が、

伝聞や一方の利害関係者の話だけで、物事を決める恐ろしさ。


どうして、自分の目で確かめない?

どうして、口先だけで動かない?

そういう人ばかりで失望した。


考えてばかりいないでとにかくやるべきことをやれ。
人生とは頭で考えたり難癖をつけたりして
変わるようなものではない。

(ラルフ・ワルド・エマーソン)


それでも、あなたは動かないでしょうね。

すぐ動く人物ばかりだったら、

世の中、成功者だらけになりますから・・

豊かな人生の道標~人生一度っきり。

人生の後半にさしかかって、やっと「自分の人生」について見えてくるもの。 さあ、はじめよう、思い立ったときがチャンス!