【象を食べるのなら一口ずつ】毎日の努力がいつか大輪の花に。

運が悪いと嘆く人は誰でも打てる球を待っている打者に似ている。

世間はそんな球を放ってくるほど甘くはない。

放ってくるのは打ちづらい球で、それを見送っていては永久に運は掴めない。

打って初めて運不運が分かれる。

運があればヒットになり、なければアウトになるだけのことである。

(志茂田景樹)


つい先日、フェイスブックとツイッターに投稿した、

志茂田景樹氏のことばだ。


朝夕、2回は少なくとも、

「なるほど」とおもったことばを投稿するようにしている。

出張等で、無理なとき以外は毎日だ。


「気がむいたら」とか、

「できる限り」とか、

ではない。

毎日だ。



この画像が気に入っている。

人間とは習慣の生き物だ。


図のように、良い習慣から流れいる水量が多ければ、

人間として成長していく。


人間は、ものごとを吸収して、

それをアウトプットして行くときに、

血となり肉となり成長していくものだ。


読むだけ、見るだけで

「なるほど」と思っているだけでは、

わずかな成長しかない。


まあ、勉強しないより、いいだろうけど。

毎日、ちょっとずつ、積み重ねていくと、

ものすごい結果が生まれますよ。


アフリカのことわざに

「象を食べるのなら一口ずつ」

とあります。


あの、大きな象も、

一口サイズにきって、食べていけば、

ついには、たいらげることができるということですね。


どんな大きなことでも、目標を小さく小分けして、

ひとつひとつクリアしていくことですね。


「千里の道も一歩から」

ということわざに似ていますね。


だから、毎日、わずか5分の小さな習慣が、

大きな結果となって返ってきますよ。


大きな、立派なことだけは言うが、

決して動かない人を、たくさん見てきましたが、

そういう方々は、残念ながら、成長しないし、前進していない。


前進していないから、

壁にもぶち当たらない。


そりゃそうでしょ。

4畳半の小さな部屋でも、

そこに座り続ける限り、

いくら手足を伸ばしても、

壁には当たらない。


しかし、東京ドームほどの広い部屋でも、

立って歩き始めたら、

数分で壁にぶち当たる。

走れば、十数秒だ。


だから、壁にぶち当たるのは、

前進している証拠だね。


いろんなことを、

とにかく毎日、毎週、習慣にして、

やり続けています。


朝晩で5分。

これだけでも、新たに感銘を受けて、勉強になり、

自分自身の啓発にもなり、

日々、ことばと、名前と、顔が、積み重ねられていきます。


自分の勉強したい分野、

得意な分野、成長したい分野など、

毎日、少しづつ、勉強して、アウトプットして行けば、

知らないうちに、大きく成長しています。


「1万時間の法則」

って知ってますか?

マルコム・グラドウェル氏が提唱した法則で、

偉大な成功を収めた起業家や世界的に有名なスポーツ選手など

何かの分野で天才と呼ばれるようになる人達に共通しているのは、

10,000時間というこれまでに打ち込んできた時間が関係しているというもの。


1万時間とは、

一日3時間で、9年ちょっと。


時間によって、伸びたり縮んだりするが、

10年で専門家といえる位になる。


人間、成長することによって、

見える風景が変わってきます。


数年前に思うことがあって、

3年で1000冊くらい、

伝記や啓発本、ビジネス本などを読みました。


不思議と名をなした人は、同じことを言うんですね。

そこで、自分の固定観念を改めました。

違う風景が見えてきたんですよね。


人間は成長する生き物です。

他人と自分ではなく、

昨日の自分と今日の自分で、

どれだけ成長したか。


成長するとおもしろいですよ。

もっと成長したくなり、

もっと新しいことを知りたくなり、

もっと新しい風景が見たくなります。


そうすると、

打ちづらい球が打てるようになります。


何本かは、アウトになりますが、

必ず、クリーンヒットが生まれ、

ついには、ホームランが出ます。


その、ホームランボールは、

努力の成果として、人の形をした、「幸運の女神」が運んできます。


毎日、テレビをボーっと見ていたらダメですね。

スマホをゲームでしか使わない人は、

一万円札で鼻をかんでるようなものです。

もったいなすぎる。


だって、幸運の女神は、

せっかく「ホームランボール」を内角低めに投げたのに、

「難しい」「知らない」「そんなの嘘だろ」「聞いたことがない」

と言って、見送られたらどうしようもない。


ボールを打つのは、幸運を掴む側であって、

「幸運の女神」は、

別に無理にお願いするわけでもないので、

そのまま行ってしまいます。


その、「ホームランボール」をとにかく振って、

打ち返そうとする人だけが、

人生ゲームで、一番先に上がるのかもしれません。

人生ゲーム、

真剣に取り組むと、楽しいですよ。


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