【見送り三振!】いいですか、チャンスは二度扉を叩くことはない。
堀場雅夫氏。
堀場製作所の創業者です。
氏が、このような至言を言われています。
出る杭は打たれるが、出すぎた杭は誰も打てない。
出ない杭、出ようとしない杭は、居心地は良いが、そのうちに腐る。
人間の生き方に3種ある。
①出る杭になる。
②出すぎた杭になる。
③出ない杭、出ようとしない杭になる。
人間の一生は短い。
先日、優秀な青年に2人あった。
二人とも20代で、自分の夢に向かって、
起業、起業準備中だった。
その目は輝いていたね。
うらやましい。
このブログで何度も触れてきましたが、
40代前半までは、
時間は無限にあり、
時間というものに価値を感じず、
「いつかできるかなぁ」
という、漠然とした考えしかなかったかもしれない。
50代になり、
明確に、人生のゴールが彼方に見えてきた。
場合によっては、
目の前に終着点があるかもしれない。
統計学的に、生命保険会社の論理で言うと、
確率は低いのかもしれない。
しかし、夭折される著名人を、報道で知ると、
他人事ではないと、感じるようになった。
人間の一生って、誰にもわかりませんし、
まして他人にわかりません。
ダイレクト出版の小川忠洋社長が言っています。
誰もあなたの人生に興味はない。
自分の人生をより良くするのは、自分自身しかいない。
はっきり言えるのは、
人間、表の顔と裏の顔がある。
人間、言っていることと、行動が一致することは少ない。
人間、自分が一番大事で、いざとなれば、誰でも裏切る。
人間、いい時は近寄って来るが、苦しくなると去っていく。
まあ、これが50年の経験で言える、絶対正しいことだな。
若い方は、変な理想論、期待感を持たないほうが良い。
「立派なこと」をいつも言う人に限って、「ずるい」「卑怯」な人物が多い。
しかし、わずかだが例外もいることも確かだ。
それは、5%。
20人に一人。
よく言う、「95%はその他大勢」論だ。
見かけで判断しちゃだめだ。
優れた人物、成功する人物、そして変わり者(天邪鬼)、
これは5%ですね。
したがって、
出すぎた杭は5%。
出る杭は15%。
出ない杭、出ようとしない杭は80%。
という感じですか?
「出る杭」は、結局、叩かれて、80%の集団に落ちていく。
これが、人間の世界のような気がする。
あなたの人生に、誰も興味はないし、
あなたが、どう言う人生を送ろうと、自由だ。
しかし、僕は
北極圏のオーロラを見たいし、
ニューカレドニアの青い海を見たい。
行きたい所、食べたいもの、やりたいことでいっぱいだ。
毎日の努力の積み重ねの中で、
チャンスを運んできてくれるのも人間なんですね。
偶然を装って、人間がチャンスを運んでくるんですね。
「さあ、チャンスを持ってきましたよ。はいどうぞ。」
とは言わない。
前提は、準備ができていること。
毎日、なまくらをしている人間に運んでくることはない。
なまくら人間が出会う、「チャンスもどき」は、
多分、地獄の釜への入り口じゃないかな?
最近、痛切に感じることがある。
人生とは出会いである。
その招待は二度と繰り返されることはない。
(ハンス・カロッサ ドイツの詩人)
僕は、年齢に関係なく、
優れた方には、敬意を払い尊敬します。
反対に、肩書きがいくら立派であろうが、
無能で、せこい人間は、軽蔑します。
昨年、いろいろな方と出会いました。
その方たちは、僕よりずいぶん若い方たちでした。
その人たちは、
考えられない、チャンスを運んできてくれました。
今年は、本当に楽しみです。
機会が二度扉を叩く、などとは考えるな
(シャン・フォール)
チャンスは二度あるなどと考えて行動するな。
いつでも一発勝負と心得て、
全身全霊を一度の機会にかけてこそ
物事を成し遂げることができるのである。
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