【転がる石になれよ!】せっかくこちらへ向かってくるチャンスに、目を閉じてしまっていることだ。
「たいていの者にありがちな問題は、せっかくこちらへ向かってくるチャンスに、目を閉じてしまっていることだ。
チャンスを自分で探し求める者はごくまれだし、チャンスを見逃して痛い目に合ってもまだ目を閉じている者が多すぎる。」
(デール・カーネギー)
「新製品は必ず売れない」というお話。
製品にかかわらず、新しいこと全般にあたる。
それは、人は、
1.イノベーター(Innovators:革新者):
冒険心にあふれ、新しいものを進んで採用する人。市場全体の2.5%。
2.アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者):
流行に敏感で、情報収集を自ら行い、判断する人。他の消費層への影響力が大きく、オピニオンリーダーとも呼ばれる。市場全体の13.5%。
3.アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者):
比較的慎重派な人。平均より早くに新しいものを取り入れる。ブリッジピープルとも呼ばれる。市場全体の34.0%。
4.レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者):
比較的懐疑的な人。周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。 フォロワーズとも呼ばれる。市場全体の34.0%。
5.ラガード(Laggards:遅滞者):
最も保守的な人。流行や世の中の動きに関心が薄い。イノベーションが伝統になるまで採用しない。伝統主義者とも訳される。市場全体の16.0%。
引用
http://www.jmrlsi.co.jp/mdb/yougo/my02/my0219.html
少し難しいですが、2つの理論があります。
普及率16%の論理
イノベーター理論の分類の中で、イノベーターは少人数であり、重視するポイントが商品の新しさそのもので、商品のベネフィットにあまり注目していません。
一方、アーリーアダプターは新しいベネフィットに注目していて、他の消費者への影響力が大きいことから、新しいベネ フィットを自らのネットワークを通じて伝えてくれます。
イノベーターとアーリーアダプターは合わせても市場全体の16%しかありませんが、この2者まで普及するかどうかが次のアーリーマジョリティ、レイトマジョリティに広がるかどうかの分岐点になります。
このことから、ロジャース教授はアーリーアダプターを重視し、「普及率16%の論理」として提唱しています。
キャズム理論
「普及率16%の論理」に対して、米・マーケティングコンサルタントのジェフリー・A・ムーア(Geoffrey A. Moore)は、ハイテク産業の分析から、アーリーアダプターとアーリーマジョリティとの間には容易に超えられない大きな溝(Chasm:キャズム)があることを示しています。
この溝を超えないと小規模のまま市場から消えていくため、アーリーアダプターを捉えるマーケティングだけでなく、アーリーマジョリティに対するマーケティングも必要という「キャズム理論」を説いています。
要は、1.イノベーター(Innovators:革新者と、アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者)だけで終わってしまっては、その事象は、広がらないということ。
3から5の大多数は、1と2の人が経験してみて、「いいぞ!」と言う声を聴かない限り広がらない。
だから、最初から3から5にアプローチしても、認知度は上がっても、実際には行動を起こさないんですね。
だから、まず、1と2にアプローチして、実感してもらうことが必要ということ。
2と3の間には、容易に超えられない大きな溝(Chasm:キャズム)があると言うことですね。
この溝を超えたら一気に広がるんだそうです。
そう考えるとこの私、新しい物好きですから、何でも先にやってしまいます。
1か2なんですね。
しかし、飽きるのも早い。
結局、3以降は、その他大勢ですね・・・・
1と2が納得しないうちは、広がるのは無理ということです。
結局、「イノベーター」「アーリーアダプター」は、
失敗も多いかもしれないが、成功を掴むのも、この層しかない。
「アーリーマジョリティー」以下では、人のお尻についているだけで、
成功することはない。
今がチャンスで。
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