【手柄は全部ワシのもの、ワシがやりました】一番役に立たないことばは、「わたし」である。
「織田がつき
羽柴がこねし天下餅
すわりしままに食うは徳川」
有名な落首ですね。
いつの時代も基礎を作るだけで去っていく人がいる。
そしてその土台の上で、花を咲かせる人もいる。
決して、礎を築いた人を忘れてはいけない。
それを、すべて自分の力の様に、
世間に言う人がいるが、世間はよく知っている。
決して騙されてはいけない。
野村克也氏は言います。
V9時代の巨人を指して、「あれだけの選手がそろっていれば、どうやったって優勝できた」という人がいますが、それは違います。
あれは王貞治、長嶋茂雄という「チームの鑑」がいたからこそ、成し遂げられた偉業なのです。
事実、私が南海で四番を打っていたとき、巨人から移籍してきた相羽欣厚(あいば・よしひろ)という選手がこう言っていました。
「ON(王・長嶋)は練習でもいっさい手を抜かない。球界を代表するあの二人があれほど練習しているのです。自分たちだってやらないわけにはいきませんよ」。
それを聞いて当時の私は、身が引き締まる思いがしました。
また、
勝つときにはいろんな勝ち方があって、相手が勝手にずっこけたり、勝手にミスしてくれたりして「ああラッキー」という勝ち方もあります。
しかし、負けるときというのは、負けるべくして負けるものです。
勝負の世界にいると、勝って反省というのはできないが、負けたときには反省する。敗戦の中にいい教訓があると思います。
と、言ってますね。
先人の遺産を、食いつぶしていく人がいる。
自分では何もしなかったのに、自分の手柄のように言う人がいる。
「おかしい」ことが「おかしい」とわからない人がいて、
「おかしい」人に「おかしいよ」と言えない人がいる。
ほんと、やばいんじゃない。
(★この「やばい」は本来の使い方)
「井戸を掘った人を忘れない」
(中国のことわざ)
「一緒に井戸を掘り、一人で飲む」
(韓国のことわざ)
残念ながら価値観が違う人とは、
どこまで行ってもすれ違う。
すばらしいことをやり遂げたり、
成功するための大切な6つのことばを大切な順番に教えよう。
1.私は間違いました。それを認めます。
2.あなたはとてもよくやっているよ。
3.あたなの考えはどうなの?
4.もしあなたが良ければお願いします。
5.ありがとう。
そして一番役に立たないことばは、「わたし」である。
(エドガー・ゲスト)
これができたら素晴らしいリーダーなんだけどね。
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