【それ、ジョーカーですよね。】「ババ」を最後まで持ってると、あなたの負けです。
トランプは、52枚。
53枚目にジョーカーがあります。
日本名「ババ」。
ジョーカーについてはいろいろな使い方がありますが、
日本の最も愛されるトランプゲームは、「七並べ」「ババ抜き」。
それぞれのゲームのジョーカーの扱いは、次の通り。
「七並べ」
ジョーカーを持っているプレイヤーは、場に出ているカードと隣接している任意の位置にジョーカーを置き、さらにその隣のカードを置く。
すると、ジョーカーが置かれた場所に本来置かれるべきカードを持っているプレイヤーは、その位置にカードを置き、ジョーカーを自分の手札に 持っていかなければならない。
ジョーカーを最後まで持っていたプレイヤーは負けとなる。
「ババ抜き」
カードを全員に均等に配る。各自は、手札から同数字2枚のペアを捨てる。
最初の人が、隣の人の手札(裏側を見せる)から1枚を取る。札を取った後、手札に同数字のペアができたら、その2枚を捨てる。
手札を取った人が今度は逆の隣の人に手札を一枚取られる。
これを繰り返していき、手札がなくなった人から勝ち抜けていく。
最後まで残った人=ジョーカーを持っていた人が負けとなる。
子どもが一番最初に覚えるトランプだ。
大事なのは、どちらも最後までジョーカーをもっていたら負け。
人生にとって大事なことを教えてくれている。
それは、ジョーカーの扱い方だ。
人生、誰にもジョーカーがいる。
「ババ抜き」タイプの困ったジョーカーなら、早く、見切りをつけたいが、
そういう時に限って、何度もジョーカーを引き当てて、自分のところに返ってくる。
このジョーカーをもっていると、必ず負ける。
このジョーカーは、わかりやすいの対処方法がある。
困ったのは「七並べ」のジョーカー。
これは、困ったときに、一番、
使う側の言うことを聞くので、使い勝手がいい。
勝つためには、何ともありがたい存在だ。
しかし、いつまでも持っていることはできない。
使い勝手が良いからと言って、
最後まで持っていると負けである。
人は、文句を言わずに、ペコペコして、
頭を下げてきて、言うことを聞く人間が可愛い。
自分の地位が安泰で、
指示にだけしたがってくれる人間が可愛い。
しかし、自分の知らないところで、
どういうことをしてるかは、トンと知らないもの。
大変な迷惑を大勢にかけていることも知らない。
このジョーカーは、早く切り捨てないと、
最後まで持っていると、必ず負ける。
そこの場所でしか使えないが、絶大な威力を発揮する、
「七並べ」の「6」「8」を大事にしなければいけない。
このカードは、1から5、9からKまでが出せないから評判が悪い。
しかし、このカードを最後まで持ち続けていれば、
必然的に、あなたの勝ちだ。
大事な、カードを真っ先に切っていませんか?
「ババ」は、使いやすい様に使われて、
最後は捨てられる運命。
使う側は、最後まで「ババ」を持っていたら負け。
あなた、まだ「ババ」を持ってませんか?
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