「天知る 地知る 人知る 我知る」

約二千年前「後漢書」の言葉です。
「天知る 地知る 人知る 我知る」
不正や悪事は、いつかは解ってしまうものであるという意味。


「知る」が四回続いているから「四知の教え」とも言います。


語源は、こういう逸話から。


ある夜、役人にしてもらったお礼にわいろを届けた男がいました。

「夜遅くて誰も知る人もいませんから」

とわいろのお金を出そうとする男に、
楊震(ようしん)は次のように言いました。

「誰も知るものがいないなどとんでもない。
 天が知っている。
 地が知っている。
 私が知っているし、
 君が知っているではないか」


「こういう立派な教えがあるのに、中国でわいろが横行しているのはなぜでしょう」
というコメントがあり苦笑。


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豊かな人生の道標~人生一度っきり。

人生の後半にさしかかって、やっと「自分の人生」について見えてくるもの。 さあ、はじめよう、思い立ったときがチャンス!