【討ち入りの日】あら楽し 思いははるる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲なし 大石内蔵助
あら楽し
思いははるる 身は捨つる
浮世の月に かかる雲なし
大石内蔵助の辞世の句である。
今年も、「忠臣蔵」赤穂浪士の討ち入りの日がめぐってきた。
元禄15年12月14日の夜、
実際は15日の明け方4時ころ
赤穂浪士47名が吉良上野介邸に押し入り、
吉良上野介を殺害して
主君・浅野内匠頭の仇を討った事件である。
内蔵助は、京都・山科で遊蕩三昧で、
腑抜け、腰抜けと言われていたが、
敵を欺くために、わざと「腑抜け」になっていた。
仲間内からも、軽蔑されていた面もある。
それも、敵を討つためである。
敵に戦意なしと侮ってはいけない。
敵は討ってこそ、敵である。
「勝利の全き所を専らに相働くべき事」
「お互いに仲が悪くて気に入らないこともあるだろうが、
目的は一つ、そこに向かって一枚岩となって働こう」
討ち入り前に誓った、4ヶ条のひとつ。
こうまとめるのが、指導者の役目だね。
その器量のある人がいなくなった。
15日明け方、気をつけなければならない人はいませんか?
(笑い)
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